■コロナ禍で広告を取り巻く状況
「従来行ってきた広告での販促力が薄れてきている」と感じたことはありませんか。人々の生活様式が大きく変化し、消費行動も変わりました。その変化は、企業のマーケティング戦略を変え、影響は当然に広告業界にも変化を与えました。コロナ禍で広告を手控える動きが加速し、広告の費用対効果がよりシビアに評価されるようになりました。 そんな状況の中、広告の集客効果を最大化させ、社内外に対し施策の意義を説明するためにはどうすればよいでしょうか。
■オフライン接点の集客施策と広告効果測定にまつわる課題
特にリアルな顧客接点を持つ企業にとって、店舗や施設の売上に直結するのは集客数と周辺商圏の潜在顧客人口に他なりません。インターネットが隆盛する現代においても、商圏周辺の潜在顧客を確実に店舗へ呼び込む手段として、チラシなどの紙媒体や屋外広告(OOH)等のオフラインの広告施策が多くの企業で実施されています。ただ、問題は、そのチラシや屋外広告の効果を定量的に評価することが難しいということ。来店客と一口に言っても、どのエリアに住む顧客がチラシを見て来店したのか、どの程度屋外広告を見たと思われる顧客がいたのかなど、オフラインの顧客行動をデータで一元的に測ることは非常に困難です。
■顧客の動き(人流)を可視化しエリアマーケティングを高度化する位置情報データ
そのような課題を背景に、広告業界で活用が広まっているのがGPSの位置情報データです。KDDIの提供するGPSを利用した位置情報サービス「KDDI Location Analyzer」では、オフラインの人流をいつでも瞬時に把握することができ、店舗や施設を利用している人がどの居住エリアから来ているのか、どのような属性(年代、性別)なのか。また商圏内の道路の「通行人口」などを分析することが可能です。実際の人の動きである「人流データ」により、オフラインの広告効果測定や媒体評価を実施し、広告効果の最大化につなげられます。また近年では、人流データの分析結果を踏まえて特定の時間帯に集中的にデジタルサイネージを出稿するOOHの仕組みも出てきてくるなど、マーケティングの高度化への期待が持たれます。本セミナーでは、広告業界での活用事例も交えながら「KDDI Location Analyzer」の実際の画面でエリアの位置情報、人流データの抽出からデータの捉え方などをわかりやすく解説いたします。
■日 時:2/3(金)15:00~16:00(※お申込み期日:2/1(水)17:00 まで)
■場 所:オンライン(Zoom)
■参加費:無料(事前登録制)
■主 催:KDDI株式会社