2020/08/25(火)

  • メディア掲載

テレビ東京『WBS(ワールドビジネスサテライト)』で、KDDI Location Analyzerの分析データが紹介されました

テレビ東京の報道番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』で放送された「GO TOキャンペーン後の観光地の変化」特集の中で、KDDI Location Analyzerを活用した来訪者(来街者に絞った人出)の分析データが紹介されました。
本システムは、スマートフォンのGPS位置情報データ※1を活用したGIS(地図情報システム)で、街や施設・店舗など分析したいエリアの滞在人口や来訪者の属性分析(性別、年代別、居住地等)が、平日/休祝日別に時系列で調査できるエリアマーケティングツールです。

■KDDI Location Analyzerは、2週間の無料トライアルも実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

※1 位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報 (性別・年齢層)を指します。

紹介された報道・情報番組

■2020年8月24日(月)放送分 テレビ東京『WBS(ワールドビジネスサテライト)
コロナクライシス経済回復への道
上記特集内のGOTOトラベルキャンペーンで集客が盛り返している河口湖の取材パートで、分析データが紹介されています。

提供したKDDI Location Analyzer分析データ

GO TOトラベルキャンペーン後の人の動きを分析するために、キャンペーン後の連休となる2020年7月23日から8月18日(約1か月間)の、関東圏の主な観光地における来街者の滞在人口(昨年同期比)を見てみました。


・分析地;栃木(那須高原、日光)、群馬(伊香保、草津)、茨城(大洗水族館)千葉(東京ディズニーランド、鴨川シ―ワールド、木更津アウトレット)、東京(台場、浅草、奥多摩)、神奈川(みなとみらい、江の島、箱根)、山梨(富士急ハイランド、河口湖)、長野(軽井沢)、埼玉(秩父)の各観光地主要駅や観光中心地から半径1~2Km
・滞在人口:来街者のみ、対象分析地に15分以上滞在を条件とする

【滞在人口】※期間内総数

上記データを、技研商事インターナショナル社のGIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™」と連携し地図に落とし込んでみると、東京都心の観光地は減少率が高いままですが、東京より”中距離”の観光地は減少率が低く、回復率が高いことが見て取れます。

さらに、上記表で減少率が低かった(回復率の高い)エリアの人出を、お盆の時期に絞って年代別に分析してみました。

・分析期間:2020年8月8日~16日、昨年対比として2019年8月10日~18日
・滞在人口:・滞在人口:来街者のみ、対象分析地に15分以上滞在を条件とする

【滞在人口】※1日当たりの平均値

全エリア20代~30代の増加率が高い傾向が見て取れます。

【考察】

「中距離型」の観光・若者が牽引傾向

*都心型の観光地(台場・浅草・みなとみらい)は人出が少ない。
*普段はから首都圏から多くの来訪がある観光地でも、より遠方になるにつれ(那須、日光、軽井沢)で来訪が減る傾向
*首都圏から比較的近い観光地(木更津、奥多摩、箱根)で人出がある傾向。
*直近(お盆)の様子を性年代別に分析してみると、人出は20代-30代の若者が牽引している様子がくっきり見える。


KDDI Location Analyzerは分析したいエリアを細かく指定し、滞在人口や通行人口を性別・年代別、時間帯別に把握することが可能です。
■2週間の無料トライアルも実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。