2020/05/11(月)

  • アップデート情報

併用分析機能リリースのお知らせ

新機能「併用分析機能」を2020年4月23日(木)にリリースしましたので、以下のとおりお知らせします。

■新機能「併用分析機能」について

  ・機能概要   
 ショッピングモール等の商業施設からスーパーマーケットなどの地域密着型の小売店舗まで、特に都市部では近隣に複数の店舗が混在する昨今。店舗のカニバリゼーションや利用シーンの分析に役立つ“店舗の併用状況”の把握ニーズは高まりつつあります。今回追加される「併用分析機能」は、任意に設定する3地点までの施設において、施設の併用者数や、併用者のいる地域を推定居住地別に表示できるようになりました。競合店舗や自社店舗との商圏重複を可視化し、店舗の最適配置や店舗コンセプト立案の検討材料等に役立てることができます。

・活用シーン

チェーンストア企業の開発・マーケティング

出店戦略立案、店舗の再配置、販促企画、顧客理解など
(業種:スーパーマーケット / ドラッグストア / 外食 / アパレルなど)

商業施設の商圏分析

競合店舗の影響調査、エリア特性や来訪者の動向分析など
(業種:商業施設のデベロッパー / 不動産コンサル業など)

併用分析機能 :商圏重複検証のシミュレーション

都内の某チェーン3店舗(赤:A店、緑:B店、紫:C店)の併用状況を分析しました。
各店舗の来店者居住地や、併用数や併用率を、数字で見るだけでなく地図に落とし込むことで、商圏重複や併用状況が生まれる要因を地理的にも分析でき、店舗のリロケーションやリニューアル、販促等において次の一手をより具体的に検討することが可能になります。

併用者数が多く出た「A店とC店の併用状況」をさらに分析 

A店とC店の商圏の境目は中原街道の周辺と重っており、大通りが商圏の分断要素となっていることが想定されます。
また、施設併用者がいるエリアを示す“青抜き”が、A店への来訪者分布上(赤)には少なく、C店への来訪者分布(紫)上には多いことが見てとれます。これは、オフィス街にあるA店が、C店周辺の住民が仕事帰りにも利用されている可能性を示唆しています。このように、店舗の使われ方(顧客像や利用シーン)を分析でき、様々な施策の検討材料とできます

| A店とB店の併用状況をさらに分析 


B店とC店で併用者数が少なく出た要因を分析 

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